もうだめぽ・・・


by usagiwokau
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第五話

ティキ「・・・というわけで、
   地上探査はおまえを
   連れて行くことにしました。」

ウィズ「ぶっ!!!(吹いた)」


夜、晩ご飯時、
ティキの事務所にて、
夕ご飯中。


ティキ「ぉわ!汚ね!吐くなよ!」

ウィズ「いきさつ説明しろ!いきさつ!」


横にあった台ふきで口を拭くウィズ・・・



第五話「惑星ラグオル」



ティキ「だからね、総督からラグオル地表調査の
   依頼が来て、
   『二人以上』って条件だからおまえを連れてくの。」


ご飯を悠々と食しながら悠々と説明。


ウィズ「・・・ハルじゃダメなの?」

ティキ「ダメ。事務所に来てる依頼誰が処理するんだ?
    それに足手まといでもいいk――

    ぁーいやげふんげふん・・・」


ウィズ「なるほど。てかその前に足手まといって
    言っただろうコノヤロウ」

ティキ「女がそんなはしたない言葉使わないの。」



スープをすする。


ハル「そういえば、
   ハンターズ試験受けた?」

ティキ「ん?あぁ、ゼルんトコでな。」

ハル「ふーん。
  じゃぁアイテムパックとか教えた?」

ティキ「そういや教えてねぇな。」

ウィズ「何ソレ?」

ハル「ティキ・・・。」


ハルは視線を少しだけ
ティキに向ける。


ハル「ホントそういうとこ適当なんだから・・・」

当人は食事を終えたようだ・・・





ウィズの部屋。


ハル「ゼル爺から木箱貰ったでしょ?」

ウィズ「コレでしょ。」

ハル「そうそれ。

   中に小さな機械入ってるでしょ?
   それがアイテムパック。」


ウィズ「へぇー・・・」

ハル「中に三十種類の道具を持ち運ぶ事が
   できるんだ。」

ウィズ「すごーい!」


ハル「穴があるでしょ?機械に。」


ウィズ「・・・これ?」

ハル「そそ。

   そこに手を入れて出したい物を
   思い浮かべる。

   中に入ってれば取り出すことができる。
   ポケットの中に入れておけば便利だよ。」


ウィズ「あとさ、箱の中に
    二つの球が入ってたんだけど。」


ウィズは箱から
黒と白の球体を取り出した。


ハル「!それは!」





ティキの部屋




ティキ「ぉーどした?」

ハル「入るよ!」


ティキはダンベルでリフティング。



ティキ「・・・!それ・・・」

ハル「うん、木箱の中に入れてあったんだ。」


ハルは先ほどの球体を持っている。



ハル「ゼル爺が渡したってことは・・・」

ティキ「引退宣言か。」

ハル「ちょと違うと思うけど。」

ウィズ「コレどうやって使うの?」



ハル「多分だけどね、

  術式を使おうとすると
  体のまわりに浮くと思うよ。」







ウィズの部屋。



ハル「それにしても新しいアイテムパックってすごいね。

   ラグオルの歴史まで載ってる。」



惑星ラグオル


20年前、

人類の無人探査機が新惑星を発見
これを『惑星ラグオル』と名付けた



19年前

大移民船『パイオニア1』を制作、発進
エネルギーは新物質、『フォトン』を使用する



18年前

パイオニア1は無事ラグオルに到着
住民生活区、『セントラルドーム』を開発

さらに第二大移民船『パイオニア2』を開発
年内に完成



16年前

セントラルドーム完成
パイオニア2発進

年内にパイオニア2、ラグオルに到着

大気圏突入前に
セントラルドームと交信、

最中に謎の大爆発。

以降開発は一切されていない。






ウィズ「ぉ・・・出来た!
    ホラホラ!」


二つの玉がウィズの周りを飛ぶ。



ウィズ「そういえば、フォトンって何?」

ハル「まだ人間達が
   母星にいるときに
   発見した新エネルギーさ。

   まだまだ謎は多いけど。」

ウィズ「ふーん・・・






総督「・・・地上偵察、
    以上が依頼内容だ。

     君たちには・・・期待している。」


事務所に来た通信。
スピーカーから総督の声が聞こえる。


総督「では・・・質問等はあるか?」

ティキ「はい。」

総督「なんだ?」

ティキ「依頼したハンターズの数は?」

総督「依頼したハンターズは四つ、
    ただし内二つのハンターズは
    一人ずつだ。」


ティキ「ハァ?
   だったら別に・・・」

総督「まぁそう言うな。

    では、今から総督府に来てくれ。」

ティキ「・・・納得いかん。」






総督府に着いた時にはもう
一組目のハンターズがいた。


紫ボディーの男性タイプの大柄アンドロイドに

紅髪の黒ジャケットの女ニューマン


ウィズ「・・・あ!
    フィン!」

紅髪のニューマンが振り返る。


フィン「・・・ウィズ?」


ティキ「?知り合いか?」

ウィズ「うん、友達。」


フィン「久しぶりー。
   相変わらずちっこいね。」

ウィズ「うっさい!」

フィン「ぁーごめんごめん、
   禁句だったね、それ。」

ウィズ「フィンもハンターズになったんだ。」

フィン「うん、案外試験簡単だったよw
ウィズ「あたしなんかいつ受けたか・・・

きゃいきゃいわいわいほにゃほにゃ(以下略)


ティキ「・・・うっせ。」



続々と他のハンターズも集まってきた。


帽子、マフラー、髪の毛、
コート、ズボン、靴、

上から下まで真っ黒、

さらに髪の毛は伸び放題で
顔の表情は読み取れない小柄な男、



金髪に青いバンダナ、
白いベストに青Tシャツ、
黒のジーパンの男、


どうやらこの二人は
例の一人だけ、らしい。



総督「これで・・・全て集まったな。
    改めて、ここで『惑星ラグオル地表調査』を依頼する!

    尚、ここに一旦集まってもらったのは
    同業者を知るためだ。

    自分の名前を紹介してもらう。」


ティキ「なんでそんな事しなきゃまらねぇんだよ。
    めんどくせぇ。」

総督「通信機を渡すからな。」

ティキ「・・・・・・」




ティキ「ティキ。」

ウィズ「ウィズです。」

フィン「フィンよ。」

紫アンド「キリークだ。」

黒「カゲイチ・・・(ボソ」

白青「バーニア。よろしくな。」





総督「各自、通信機を持ったな。
    では・・・
    各自、幸運を祈る!」


総督府内の転送ポータルが開かれた。



第五話終わり  第六話に続く。
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by usagiwokau | 2006-08-22 23:42